REGLASとは

はじめまして。REGLAS(リーグラス)と申します。
東京にある堀内製作所という会社が運営する、小さなガラス雑貨のブランドです。
堀内製作所は、大正3年の創業。
2025年で111年目を迎える、歯科用ガラス製品の専門メーカーです。
創業当時から、歯科医院で使われるガラス容器や器具の製造を続けてきました。
私たちが手がけているのは、医療現場で薬や器具を受け止めるための“プロ仕様”の道具たち。
いまも現役で、多くの歯科医院で静かに働いています。
長年の経験と技術を積み重ねながら、丁寧に作り続けてきました。
そんな中、ある出来事がきっかけになりました。
会社のウェブサイトを通じて、一般の方からお問い合わせをいただくようになったのです。
「このガラス瓶、どこで買えますか?」
「香水のボトルとして使いたいのですが、販売していますか?」
――そんな声が少しずつ届くようになりました。
医療の現場で静かに働いてきたこのガラス瓶が、
いまでは、香水のボトルとして使われていたり、
万年筆のインクを入れる容器として愛用されていたりもします。
本来とは違う場面で、新たな役割を与えられながら、
誰かの暮らしに溶け込んでいく。
そんな風景を知るたびに、
私たちはこのガラス器たちの可能性を、あらためて感じています。
この容器たちは、医療の現場だけでなく、
もっと日々の暮らしの中でも、誰かのそばで生きられるのではないか。
そんな思いから、私たちはREGLASというブランドを立ち上げました。
REGLAS=Re(もう一度)+ Glass。
100年以上培ってきたかたちに、もう一度、あらたな意味を見つけていく試みです。
次回のブログでは、REGLASのキーワードである
「rethink / reglaze / remember」について、少しお話ししたいと思います。
どうぞ、お楽しみに。
商品についてもっと見てみたい方は、REGLASのBASEショップもご覧いただけます。
https://reglas.base.shop/