デザインフェスタVol.61出展レポート|1日目、REGLASのガラスたちのはじまり
2025年7月5日 はじめてのデザインフェスタ出展
REGLASとして初めて参加したデザインフェスタ。場所は西棟4階のLエリアでした。
これまでの販売会とはまた違う、少し背筋が伸びるような緊張感と、見知らぬ誰かに会えるかもしれないという高揚感を胸に、早朝の会場へ向かいました。
この記録では、実際の搬入動線や設営の流れ、そしてREGLASのガラスたちがどんなふうに人と出会っていったのかを、できる限り丁寧に綴ります。
会場搬入とブース設営|西棟4階の動きと注意点
会場入りと駐車の流れ
- 到着時刻:午前5時50分ごろ
- 会場:東京ビッグサイト 西棟4階(REGLASブース)
- 状況:1階搬入口はすでに混雑/4階は比較的スムーズ
- 駐車場:一度搬入後、東棟の臨時駐車場へ移動(徒歩約20分)
「搬入開始6時」とされている時間は、実際にはホールの出入口が開く時刻。
すでに何名もの出展者が荷物と一緒に並び、待機されていました。早めの行動がスムーズな搬入の鍵です。
設営環境と所要時間
- 会場内は空調も効いており、暑さの心配はなし
- 設営完了は8時20分ごろ
- 搬入から設営完了まで:約2時間30分
作業を終えてからは、軽く朝食をとり、Instagramにもストーリーズを投稿。
周囲のブースも次々に立ち上がり、会場の空気が一気に「デザフェスモード」に変わっていきました。

開場直後の手応えと、REGLASガラスたちの旅立ち
開場と同時に、お客様が一斉に流れ込みます。
その勢いに少し気圧されながらも、REGLASのブースにも次々と人が立ち止まり始めました。
- 最初の購入:「ダッペングラス磨き(ブルー)」を手に取った若い男性のお客様
- 続けて購入:「有帽瓶(グリーン)」「薬瓶ピンク」など、ディスプレイ提案と色合いがきっかけに
30分もしないうちに最初の商品が旅立っていく様子に、こちらが驚くほどでした。

印象深い出会いと、会話から見えた“使われ方”
1|現場で使う方との再会
車椅子で来訪された女性のお客様。お話を伺うと、都内の医療機関でガラス器具を使っているとのことがわかりました。
職場では購入できるけれど、個人で買うには手続きが煩雑。それでも「こういうガラスが昔から好きなんです」と目を細めて話してくださったのが印象的でした。
そして帰り際、「縁だから」と手渡してくださったのは、塩分補給用のタブレットが入った小さな巾着袋。なんだか心がじんわりする、忘れられない時間でした。

2|SNSでつながっていたキャンドル作家さん
REGLASが立ち上がる前からSNSでやりとりしていた方が、はるばる訪ねてくださいました。
ガラス容器をキャンドルに使えるか悩んでいた頃、相談に乗ってくださった作家さん。今回実物を見て、「これで試してみます」とお買い上げいただきました。
リアルとネットがつながる瞬間。こういう場面に立ち会えるのも、対面イベントならではの魅力です。
3|ガラスの新しい可能性
お嬢様風の衣装をまとったお客様が、ディッシュを見て「これ、熱湯を入れられますか?」と。理由を聞くと、「マツエクの糊を落とすのにちょうど良さそう」と一言。
お湯を入れて冷ますことで自然にノリが取れるそうで、「サイズ感がぴったり」とおっしゃっていました。
いまはガラス板を代用しているとのことでしたが、こうした発想もまた、暮らしの中から生まれてくるのだと実感しました。
4|現役の歯科医師さんからの訪問
「検索してたら見つけたので、絶対に行こうと決めていました」とブースに来てくださったのは、現役の歯科医の女性。
業務でガラス器具に触れている方が、このようなイベントで商品を見てくださることに、少し照れくささを感じながらも、とても光栄なひとときでした。
5|実演が伝える力
薄めたニスを使いたいというお客様に、「ハケ薬瓶」の実演をしたところ、「これ、サッと塗れて便利ですね」とその場でご購入に。
手に取って、見て、試して、納得して。
ガラスの“使い道”がその場で伝わるのは、やはり実演ならではの強みです。
初日を終えて|REGLASの手応えと気づき
午後2時を過ぎると少し落ち着いた時間帯もありましたが、それでもお客様の流れは途切れませんでした。
たくさんの方に話しかけていただき、製品に触れていただき、そしてさまざまな反応を見せていただけたことが、REGLASにとっては何よりの財産です。
8時間の出展を無事に終え、帰路についた時のあの疲労感と満足感は、きっと忘れられません。
次回出展や準備のヒント|実務メモまとめ
REGLAS目線での振り返りを簡潔にまとめます:
- 搬入は6時前には現地着が安心(4階搬入口は比較的スムーズ)
- 車移動~再入場に20分ほど要するので、動線は事前に確認推奨
- 空調完備/設営は2時間半を想定
- 什器・実演ツールがあると強みになる(使い方を“見せられる”)
まとめ|REGLASにとっての“はじめて”
ガラスは、ただのモノではなく、誰かの生活の中にちいさく溶け込んでいく存在。
REGLASとして初めて立ったこの場で、ガラスたちが誰かと出会い、手に取られ、連れて帰られていくのを見守れたこと。それこそが今回の最大の成果でした。
次回は、デザフェス2日目の様子をお届けします。
実際に会場でご覧いただいたガラスたちは、オンラインショップでもご紹介しています。
▸ REGLAS公式通販サイトはこちら
▸ ダッペングラス磨き商品ページ
▸ 有帽瓶(グリーン)商品ページ
▸ 薬瓶(ピンク)商品ページ