【出展レポート】デザインフェスタVol.61|2日目、REGLASのガラスたちの続きの物語
デザフェス2日目の朝|ゆっくり始まる一日
前日の疲れがあったのか、夜はすぐに眠りにつき、朝は少しゆっくりと出発。
この日は搬入がない分、余裕を持ってブースに向かいました。
途中、会場内を軽く歩いてみると、改めてその広さを実感します。
「ワンコインランウェイってこんなに大きかったんだ」と立ち止まった瞬間、心の中で「いつか、ここで何か伝えられるようになりたいな」と、浮かびました。

設営の見直しとディスプレイ改善
ブースに到着後、前日の反省を活かしてレイアウトを調整。
- POPの数を減らし、人気商品を前面へ移動
- 絵画セットの実演をすぐできるように準備
- レジン作品 × ダッペングラスの展示も追加
レジン作家さんのブースにご挨拶した流れで、お互いに購入&展示の提案をし合うなど、作家どうしの交流もさりげなく生まれました。

来場者の動きと、静かな始まり
開場から1時間ほどは、前日よりも足が止まりにくく、少し不安な時間帯が続きました。
そんな中、ある男性が手に取ったのはピンクの薬瓶。
話を聞いてみると、なんと歯科医師の方。
「こんな色があったなんて知らなかった。写真を撮って、職場のみんなに見せたい」と嬉しそうに話してくださり、医療の現場からのリアクションにREGLASとしても励まされました。
また、ショップカードを受け取るだけの方、商品を熱心に撮影される方も増えてきます。
アクリルケースについて尋ねられることもあり、やはりディスプレイ全体の見え方が購買行動にも影響するのだと再確認。
海外のお客様とのやりとり
海外のお客様が登場。翻訳アプリを駆使しつつ話を聞くと、
「どの色が一番作るのが難しいのか?」という質問。製法上の違いについて会話。
最終的に選ばれたのは、なんと5点セット。
スポイト瓶(透明・ブルー)、ディッシュ(イエロー)、薬瓶(イエロー)、角フタ薬瓶(透明)をまとめて購入されました。
「この瓶のどこが気に入ったの?」と聞くと、笑顔でひとこと、「Great!(最高だ!)」と。
外見の魅力だけで“伝わる”というのは、REGLASにとっても大きな気づきでした。
一期一会の中で、残った言葉と気づき
ある男性が言った「これ(シカン瓶セット)は値段が可愛くないな〜」というひとこと。
確かに他の価格帯に比べて突出して見えてしまうのかもしれません。
でも、それも含めて「どんな商品が、どう見えるか」を体感できたことは大きな収穫です。
また、すり合わせ構造の瓶に挟んである紙片の説明がないと「なんで紙が入ってるの?」と不思議に思われる様子もあり、説明POPや口頭フォローの重要性も実感しました。
午後になると、単品購入や複数購入がぽつぽつと続きます。
「一期一会だからね」と言って複数選んでくださった方の言葉が、印象に残りました。
終盤、薬瓶のカラーをじっくり見比べていた男性が「透明」を選んでくださいました。
理由は「一輪挿しをしたい。どの色が合うか考えていた」とのこと。
REGLASのガラスたちが、そんなふうに生活に寄り添う存在になることが嬉しい。
さらに、歯科衛生士の方が来訪し、業界ならではの話でひとしきり談笑。
2日間の締めくくりにふさわしい出会いでした。

撤収と帰路|最後まで気を抜かずに
18時少し前から少しづつ撤収作業を開始。18:15頃にブースを出発し、エレベーターで1階まで荷物を下ろし、台車で駐車場へ。
18:50に積み込み完了、19時前には駐車場を出発。撤収時の動線判断も成功でした。
この頃、4階搬入口への車列は大渋滞。一方で1階搬入口へはスムーズな模様でした。
まとめ|REGLASとしての“初めて”が終わるとき
半年前にブランドとして立ち上がり、その半年間の総決算として挑んだ初めてのデザインフェスタ。
すべてが初めてで、すべてが学びで、そして何より、すべてが楽しかった2日間。
「(抽選通ったら)11月にまた会いましょう!」と言葉を交わした方もいて、次があるなら、さらに深く届けられるようにしたいと心を新たにした2日間でした。
初めてのデザインフェスタ出店記 終
実際に会場でご覧いただいたガラスたちは、オンラインショップでもご紹介しています。