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薬瓶をアロマディフューザーに再利用|暮らしに香りを添える小さなガラスの使い道

以前のブログでご紹介した「薬瓶の使い方アイデア5選(記事はこちら)」では、暮らしの中で活躍する小さなガラス瓶の使い方をまとめました。

今回はその中から、新たにアロマディフューザーとしての再利用にフォーカスして、より具体的な使い方や作り方をご紹介します。難しい道具は不要。瓶とオイル、スティックがあれば、香りのある暮らしがすぐに始められます。

なぜ薬瓶がディフューザーに向いている?

医療用として作られたガラス瓶は、薬を安全に保存するために「すり合わせ」という加工が施されており、高い気密性を保つのが特徴です。ガラス瓶自体に安定感があり、倒れにくいのも特徴。フタを外してスティックを立てても安定し、揮発した香りが穏やかに広がります。また、カラーバリエーションやフォルムが美しく、インテリアとしても優秀です。

ピンク色の薬瓶にアロマスティックを挿したディフューザー。透明瓶とオイルボトルが木台に並んでいる。
やさしい色合いのピンク薬瓶。スティックを挿すだけで、手軽に香りのアイテムに。木台と一緒に飾るのもおすすめです。

簡単な作り方とアレンジのコツ

必要なもの:瓶/アロマオイル/リードスティック

スティックは2本からがおすすめ。長すぎると不安定になるので適時カットしてください。

香りが弱ければ本数を追加。オイルの量は瓶の半分から肩口までが目安です。

日当たりの良い窓辺に置くと、光とガラスのきらめきも楽しめる。直射日光にはご注意ください。

ビー玉を入れると、香りの広がりや見た目の変化もつけられるのでおすすめです。

透明な薬瓶にカラフルなビー玉とスティックを入れたアロマディフューザー。隣にはクローバーを飾ったグリーン瓶が置かれている。
ビー玉を加えると、光を受けてより涼やかな雰囲気に。フェイクグリーンと共にディフューザーにすることも。


再利用ならではの楽しみ方

香りが薄れてきたら、洗って一輪挿しや小物入れに再利用。フタ付きなので、使用しない時は香水瓶として保存にも使えます。形が同じでも、色によって印象が変わるので、季節や気分で使い分けるのもおすすめ。

透明な薬瓶に白いスティックを挿したアロマディフューザー。隣にオイルボトルと緑色のフェイククローバーが刺さった薬瓶(有帽瓶)が添えられている。
透明瓶を使った、アロマディフューザーの基本構成。フタを外し、リードスティックを挿すだけで、香りが広がります。

コーン型お香でも楽しむ

リードディフューザーとは違い、焚いている間だけしっかり香りを感じられるのがコーン型お香の魅力です。
短時間で香りを切り替えたい時や、煙の立ち上る様子も含めて楽しみたい時におすすめです。

透明ダッペンでシンプルに

透明ガラス越しに、コーン型お香の形と煙を楽しむ

まずはシンプルに、透明のダッペングラスへセット。
深さがあるので灰が飛び散りにくく、安定感もあります。
ガラス越しに見えるコーンのフォルムや煙が、静かな時間を演出してくれます。

安全対策として耐熱トレーを

下に耐熱トレーを敷くことで、安全性と見た目を両立

焚く時は、下に耐熱トレーを敷くと安心です。
白いアイアントレーは灰受けにもなり、見た目も柔らかくなります。
火を扱う道具だからこそ、安全性も大切に。

アレンジ展示で華やかに

器を組み合わせて、香りと共にディスプレイも楽しむ

8cmのトレーに、中央はダッペングラス、左右に色付きミニディッシュを並べてみました。
色の組み合わせで季節感やテーマを出せるので、使わない時もディスプレイとして楽しめます。

ミニディッシュの活用

ミニディッシュ ガラス器 クリア色 コーン型お香立て使用例 耐熱トレー付き
内径約25mm・深さ約7mmのくぼみがコーン型お香にぴったり

直径30mmの小さなミニディッシュは、短時間のコーン型お香立てにも。
内径約25mm・深さ約7mmのくぼみがちょうどよく、アクセサリー置きなど他の用途にも活躍します。
十数年前に成型され、長く倉庫で眠っていた未使用デッドストック品です。

小さな瓶から始まる、香りと再利用のアイデア


薬瓶や有帽瓶、ダッペングラスやミニディッシュは、ただの「保存容器」や「器」ではありません。
再利用のひと工夫で、暮らしの中で香りを楽しむ道具へと変わります。

・ディフューザーは、部屋全体に穏やかな香りを長く広げるのに最適

・コーン型お香は、短時間でしっかり香りを感じたい時や、煙の演出を楽しみたい時におすすめ

用途やシーンに合わせて、器と香りの組み合わせを選べば、日常がもっと豊かになります。

▼アロマディフューザーにおすすめの瓶はこちらから
[商品リンク:薬瓶]
→ [商品リンク:有帽瓶]

▼コーン型お香におすすめの器はこちらから
→ [商品リンク:ダッペングラス]
→ [商品リンク:ミニディッシュ]

実際にこの瓶をディフューザーとして使ったとき、
「香りはどれくらい広がるの?」「何日くらい持つの?」そんな疑問が出てくるかもしれません。

ただいま、香りの広がりや持続時間を計測する実験を行っています。
日常使いでどれだけ楽しめるか、後日レポートとしてご紹介予定です。どうぞお楽しみに。

また、アロマ以外の使い方も気になる方は、前回の再利用アイデアまとめもぜひご覧ください。
薬瓶の使い方アイデア5選|密閉できるフタ付きガラス容器の活用術