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改めてREGLASのこと|4つのReという想い

2025年7月。デザインフェスタでREGLASを知ってくださった方も多いと思います。

ここで改めて、REGLASというブランドについて少しだけご紹介させてください。

医療の現場から、暮らしの中へ

REGLAS(リーグラス)は、歯科や理化学の現場で使われてきたガラス製品を、暮らしの中の“うつわ”として提案するブランドです。

ブランド名は「RE(もう一度)+GLASS(ガラス)」から生まれました。

REGLASでは、薬瓶や有帽瓶、ダッペングラスなどのガラス製品を取り扱っています。

これらはすべて、現在も歯医者さんで実際に使われている道具たちです。

イベントで実物をご覧になった方の中には、「どこかで見たような気がする・・・」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そう、それはきっと、学校や診療室など、日常のどこかに記憶されていたガラスたちだからです。

100年を超えるものづくりの延長線

REGLASの母体である堀内製作所は、大正時代に創業し、110年を超える歴史を持つ製造加工所です。

当時から薬瓶やダッペングラス、アルコールランプなど、医療や実験現場で使われる製品を手がけてきました。その製造は、今も変わらず続けています。

現在は、東京都墨田区にある岩澤硝子様でガラスの成型をお願いし、弊社にて「すり合わせ」や「研磨」といった最終加工を施してから出荷しています。

現場で培った技術と仕上げの美しさは、今もREGLASのすべての製品に受け継がれています。

▶ REGLASの商品についてはこちらの記事でご紹介しています

薬瓶がぴたりと閉まる理由|REGLASの“すり合わせ”という技術

ダッペングラスとは|歯科医療の現場で使われ続ける小さなガラス器の使い方と魅力

4つの「Re」に込めた思い

REGLASには、元々3つのキーワードが込められていました。

rethink(再考する)

reglaze(もう一度輝きを与える)

remember(記憶する)

そして、活動を続ける中で、もうひとつの「Re」が加わりました。

それが、return(還る)です。

歯医者さんの現場で使われていた小さなガラスたちが、今、あらためて暮らしの中へと“還っていく”こと。

その姿が、ふとした瞬間に歯医者さんを思い出すきっかけとなり、ご自身の健康に目を向ける、ささやかなきっかけになれば――

そんな願いを込めて、return=日常への還りという言葉を選びました。

まだまだ始まったばかり

REGLASというブランドは始まってまだ半年の駆け出しです。

「歯科医療から生まれたガラスを、暮らしの中で育てていく」――その歩みは、これからも続いていきます。

少しずつでも、手に取ってくださる方がいて、使ってくださる方がいる。
その一歩一歩が、私たちの背中を押してくれます。

今後もREGLASらしく、静かに、誠実に、ものづくりと向き合っていきます。
どうぞあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

2025年7月8日
REGLAS 店主

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暮らしの中でのREGLASを、少しずつ紹介しています。
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