【出店記録】グラッドマルシェ 2026年春|海外の方にも伝わった、ガラスの魅力
2026年3月8日、東京国際フォーラム地上広場で開催されたグラッドマルシェに出展しました。
グラッドマルシェへの出店は今回で2回目です。
前回は昨年の12月。寒さが厳しく、曇りや雨にも見舞われる一日だったので、「次はもう少し良い環境で出たい」と思っていた場所でもありました。
12月に出展した模様はこちらのブログで。
【出店記録】初めてのグラッドマルシェ|不安定な空模様の一日で見えたこと
春のグラッドマルシェへ
当日は快晴。
その一方で風はやや強く、国際フォーラムらしいビル風がたびたび吹き抜けます。そんな風に気をつけながら、今回は試験的にiPadで商品画像のスライドショーを流す形でブースを設営しました。
設置時のブースはこちら。

海外の方に伝わったひと言
10時にイベントがスタート。
グラッドマルシェの隣ではフリーマーケットも同時開催されていたこともあり、前回よりも人通りは多く感じました。海外の方の姿も多く、ブースを横目に見ながら通り過ぎる方もたくさんいました。
そこで今回は、海外の方にひと言で伝えられる表現がないか、AIに相談してみました。すると、「This is Historic Japanese Glass」という言葉を提案してくれたので、実際に使ってみました。
立ち寄ってくださった方にそう伝えると、「Beautiful」と返してくれました。たどたどしい英語ではありましたが、こちらの意図が伝わり、美しいと言ってもらえたことは素直にうれしかったです。さらに、そのまま商品を購入してくださる場面もありました。
他のイベントでも海外の方が立ち寄ることはありますが、今回この言葉を使ってみたことで、ひとつ伝え方の軸ができたように感じています。
お客さまとの会話で見えたこと
昨年秋のガラス市で購入してくださった方が立ち寄ってくれたのも印象的でした。
そのときに自分用に選んだものを気に入ってくださり、今回は知り合いへの贈り物として薬瓶を購入してくださいました。さらに、以前お渡ししたショップカードも見せていただき、最近SNSに載せている西陽の写真も見ていると声をかけてくださいました。
こうして直接反応をいただけるのは、本当に励みになります。イベントならではの時間だと改めて感じました。
また、薬瓶の口径やすり合わせについて、細かく質問される男性のお客さまもいらっしゃいました。
少し専門的な話も交えながらご説明し、「何に使うかわからないけど」とおっしゃりつつ薬瓶をご購入。用途よりもまず、造形そのものの仕上がりや雰囲気に惹かれたのかもしれません。
同じように、容器の構造や性能について質問される女性のお客さまもいらっしゃいました。
その方はご自身でエッセンシャルオイルを作っているそうで、使える容器を探しているとのこと。薬瓶は香水容器として採用された実績があること、本来は薬を入れる用途で使われてきたこと、密封性や色による遮光性なども含めてご説明しました。
ちょうど新しく作った商品カタログを持参していたので、参考になればと思い、その場でお渡ししました。
思いがけない出会いも
さらに驚いたのは、スーツ姿でネームタグをつけた男性二人組が立ち寄ってくださったことです。
お話を伺うと、なんと歯科医師の方々。どうやらガラス棟で歯科の学会が開催されていたようで、テーブルクロスに入れた「歯医者のガラス。暮らしへ」という言葉を見て足を止めてくださったそうです。
まさか本来のユーザーにこの場で出会うとは思わず、少し驚きましたが、歯科以外での使い方をご紹介すると、「綺麗だもんね」「輪郭がきれいに出てるもんね」と声をかけていただけました。イベントに出ると、歯科関係の方が立ち寄ってくださることがよくあります。いつも好意的にお話ししていただけるのですが、思いがけない場で本来のユーザーに出会うと、こちらは特に悪いことをしているわけではないのですが、なぜか少し緊張します。
展示の合間に生まれた発見
ブースに陽が差し込む時間帯もあったので、そのタイミングで撮影もしてみました。
屋外の光の中で、さらに什器に並んだ状態で見るガラスは、いつもと少し違った表情を見せてくれます。展示の延長として撮れた写真も、今回の収穫のひとつでした。



途中、お隣で出展されていた「SOEL flower」さんの商品を見ていたところ、ミモザの指輪を見つけました。
鮮やかなミモザの花をレジンで閉じ込めた指輪で、「これはダッペングラスに合わせたらきれいなのでは」と思い、その場で購入。さっそくアクリルケース内の展示に加えてみました。

展示の工夫と当日の気づき
終盤になると、試験的に使っていたiPadのスライドショーは、ブース全体の雰囲気には少し合っていないように感じるようになりました。そこで、途中からA4パネルに切り替えました。
結果としては、こちらの方がしっくりきました。スライドショー自体が悪いわけではありませんが、見せ方としてはもう少し工夫が必要そうです。

出店を終えて
一日を通して、風は強くなったり弱まったりを繰り返し、陽が当たらない時間は3月とは思えないほどの寒さでした。
それでも今回の出店で大きかったのは、海外の方に向けたひと言の伝え方をひとつ持てたことです。もう少し余裕ができれば、その先の説明も少しずつ整えていけるかもしれません。
イベントに出るたび、毎回いろいろな発見があります。
うまくいったこともあれば、反省点もあります。それを次の機会に試し、また少しずつ調整していく。その積み重ね自体が、出店の面白さなのだと思います。
2年目も、こうした場での出会いや気づきを大切にしながら続けていけたらと思います。